こんにちは、テラス木蓮 泉です。
引き続き、コミュニケーションや情報発信についての質問に答えてみました。
「テラス木蓮の’中の人’ってこういう人なのかー」
って思ってもらえたらうれしいです。
「世の中のこういうことを変えたい」と思っているものは何ですか?
お庭づくりでまちを緑化したいから、です。
木を育てたことがなくて、はじめは自信がなく、なるべく地面を固めてしまいたいかも…と思ってたお客様が、
出来上がった庭で緑のある暮らしをして、ほっとして癒されたり季節を感じたりしてくれれば、結果としていつかまちに緑が増えてくれると思うので。
自分自身は田舎で育って、大学から東京に来て、サラリーマンになってビルにこもる生活をしている中で、公園の緑にとても癒されました。
自然は優しい時も厳しい時もあるけど、お庭の中の緑は人と暮らしてくれる優しい生きもの。まずはそこに親しみをもってくれたらなと思います。
ほんの少し前までは、燃料に食物に、つねにそばの植物を利用して私たちは生きていました。
いまは工場で多くのものを作れますが、それでも緑がなければ都市環境はもっと厳しくなり、人間も生きられないって気がついてほしいです。
変えたいなと思うことは、
短期的な経済合理性だけで、街並みがコンクリートだけになっていくこと。
「広い敷地に緑豊かな庭」を個人だけで残すのは難しいですが、それでも「緑のある暮らしっていいな」と思う人が増えたら、社会のしくみも変えていけるはず。
まず女性デザイナーだから、話しやすい、といっていただきます。
奥様にとって、いきなり男性が来られるより安心感もあるようです。
自分自身、子どもを育てるいち主婦として、使い勝手やメンテナンスしやすさに気をくばるところも 目線が近いと感じていただけるようです。
あと、カフェが好きという方が多いので、コンセプトの「小庭カフェ」を、いいなと思ったと言っていただくこともあります。(カフェなんですか?と思われることもありますけれど)
デザイン施工例そのものを見て、凝った感じではなく素朴シンプルで素材を活かした感じが、「ありそうでなかった」とも。
事務所に来てくださった方は、自然素材を使った(完璧ではなく手作り感のある)建物と庭の雰囲気を面白がってくださいます。これはちょっと・・・と思う方もいるはずですが、合わないとわかるのはそれはそれで、良いことなので(笑)
その意味では、もっと事務所の様子を普段の生活から発信するといいのでしょうけれど、まだまだです。
続きます。
「7つの質問」メールレッスン より(ご許可を得て回答掲載しています。)