流山オープンガーデンをみてきました。

流山オープンガーデンをみてきました。

こんにちは。埼玉県さいたま市 「小庭カフェ」テラス木蓮デザイナーの泉真帆です。

先日流山市のオープンガーデンにお邪魔してきました。
近所の黒田園芸さんでパンフレットを手に取ったのがきっかけです。

新緑やバラが美しいこの季節、一般のお庭を期間限定してくださる催し、日本でも増えてきましたね。
こちら流山は、お庭好きには有名な方も参加されていたり、
日本庭園を活かしつつ つるバラを取り入れたひっそりとしたすてきなプライベートガーデンがあったり・・・

それぞれの立地条件、建物との関係、そして住んでいる庭主さんの好み・人柄などが深く反映されており、年月をかけて根付いた植物たちに向ける愛情が感じられたのでした。
そんな庭主さんとお話しして、一株一株をお庭に迎え入れたときのエピソードをお聞きしたりもできるのが、オープンガーデンの素晴らしいところ!

なんだか、カナダやイギリス・アイルランド・ニュージーランドでB&Bに泊まったときの楽しさを思い出しました。
(それらはお子さんが巣立ったあとのお部屋を改装されていたりする宿が多く、「私はこれが好き!」という個性いっぱいで楽しいのです・・・)
自分に子供が生まれてからは行ってませんが、また個性的な宿を泊り歩きたくなりました。

流山という地じたい、まだ森の気配がところどころに残る閑静な住宅地で、5月のお散歩はとても楽しかったです。
(けっこう道に迷いましたけど。)

やっぱりバラをメインにされている方が多かったです。
わたしはバラのことはまじめに取り組んだことがありませんが(汗)
小ぶりのつるバラを素朴なパーゴラにからませているおうち、すてきだったな。(写真を遠慮してしまって残念・・・)

むかしふうのバラ園だと、バラの足元は土だけでなんにも植えないことが多くて「なんか景色として寂しい」と思ってましたが
こちらでは、たいてい足元に宿根草が植え込まれていました。
けっこう気難しいタイプのバラでも。
「あぁ、一緒に植えても大丈夫なんですね?」とお聞きしたら、
「バラだけをいちばんに考えるなら、足元になにもないほうがいいのかもしれないけど、楽しみのためにやっているので、あまりそういうことは考えないのよ」とのこと。

ほんとほんと!
そういうところが「個人のお庭、住む人の’好き’でできている庭」のいいところだな~ と思ったのでした!

(本当に「ダメ」なことしたときは、植物自身が教えてくれますしね~。)

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