こんにちは。埼玉県さいたま市 「小庭カフェ」テラス木蓮デザイナーの泉真帆です。
以前お庭の施工を担当させていただいたKさまから、お庭の植栽お手入れのご依頼をいただきました。
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真夏になる前にお手入れできてよかったです。
モッコウバラは毎年かなり伸びますから、剪定は必須ですね!トゲのないバラなので楽です。
あじさいは丈を小さくされたいとのことで、今年花が咲いた枝は、地際まで強めの剪定。
今年花が咲かなかった枝は来年花がつく傾向があるので、いくらか葉を残してカットしました。
なお花の咲く木は、「A:花後まもなく翌年の花芽をつくりはじめる」タイプと、「B:春に伸びた枝にすぐ花芽をつけるタイプ」があります。
(今年) (来春)
A: 花 ⇒ 花芽分化 ⇒ 春の芽吹き ⇒ 花
こちらのタイプは、剪定時期が「花芽分化」より遅れると、翌年花がつきません。
(今年) (来春)
B: 花 ⇒ 春の芽吹き ⇒ 花芽分化 ⇒ 花
こちらのタイプは、今年いつ切っても来年の花に影響がありません。
木の種類をしらべれば、どちらのタイプなのかは分かります。
でも、わからなければ「とにかく、花が終わってすぐ剪定する」ことにしておけば、まず大丈夫です。
お庭はできたときがスタート。
植物や自然素材は、年月がたつほど味わいが出て素敵になります。
そのためには、なるべくお庭で過ごして、メンテナンスが必要な個所をみつけて早めに対処です。
Kさま、ありがとうございました!